|
初めて月面着陸に成功したApollo11号のコンピュータの情報を入手したので番外編として紹介します(当たり前ですが所有していません)
Apollo11号の打ち上げは1969年(7/16)、Apollo1号は1967年なので実際にコンピュータが設計されたのはそれよりも前のはずです
その頃のコンピュータの歴史を調べると、1969年にUNIX(PDP-7 Version)の誕生、1971年(11/15)に世界初のマイクロプロセッサIntel4004が登場しています。
|
Apollo11のコンピュータはこんな性能です。
|
|
ロジック
|
NORゲート
|
|
メモリー
|
36K Word
2K WordがReadWriteMemory
(不揮発性コアメモリ使用)
|
|
動作クロック
|
43KHz(推定)
|
|
演算能力
|
固定小数点、多倍長の演算が可能
|
|
開発言語
|
MAC(MIT Algebraic Compiler)
|
※1Wordは14Bit
|
|
補足としてIntel4004の性能
|
|
ロジック
|
4Bit CPU
|
|
メモリーアドレス
|
640Byte
|
|
動作クロック
|
108KHz
|
|
演算能力
|
プログラムにより各種計算が可能
|
|
現在から考えると想像を絶する非力な性能です、このコンピューターで月まで行って帰ってきたと思うと、あらためて偉大さを感じます。
写真はコンソール部分のみで本体はトランクケース程度のサイズらしいです。
※NASAの資料は公開制限があるので、この写真は展示物を撮影して修正したものです、Apollo計画の公式サイトThe Apollo Program
※i4004の設計開発を依頼(1969年6月頃〜)したのは日本の電卓メーカー(ビジコン社)であるのは有名ですが、実はi4004の論理設計はビジコン社の社員(嶋正利さん)が行ったものです。(NASAも凄いですが日本のエンジニアも侮れません)
|